どうして成果でないの?
理不尽なことに憤ることよくありますね。よくこんなことを考えていました。
・作業の効率を上げたい
・言われた通りにやっているのに、時間と努力が上がらない。
・余裕をもって結果を出したい。
・なんであいつの方が楽してるのに結果がいいんだ。
アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンはこう言っています。
「もし8時間、木を切る時間を与えられたなら、そのうち6時間を私は斧を研ぐのに使うだろう」
リンカーンはやみくもに、愚直に取り組むのではなく、法則、コツを見つけ、計画し、取り組む心構えを持つことを教えてくれました。
毎日の生活がしんどいまま明日を迎えることが日課になっていたときに、見つけた本の話です。
レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本
- 購入: 26人 クリック: 238回
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「自己投資をすることで「てこ」の力をビジネスに応用する」本です
第1章 常にレバレッジを意識せよに書かれていること
この本の「投資」とは「考え方を変えること」と紹介されています。
また、成果が上がらない原因は考え方だとも書かれています。
日々の仕事の忙しく、成果を上げられない人は資産として体系的に構築していく意識がないこと。
資産を作らないから、日々に追われてしまうことになる。
確かに目の前に集中しているときは悪循環ですよね。
自己資産 パーソナルキャピタルを作ること。
労力、時間、知識、人脈の4つに分類され、この4つを体型的につみあげる意識から、成果を最大化します。
第2章 労力のレバレッジに書かれていること
行動ベースでDoをすることのレバレッジ
やるかやらないかを考えることでやらなくなることを選択しないよう、考えなくても行動できること、続けることの近道を考えます。
「無意識的に小事に取り組んでいるのは、意識的に大事に取り組まないことと同じことである。」スティーブン・R・コヴィー (7つの習慣)
- 作者: スティーブン・R・コヴィー,フランクリン・コヴィー・ジャパン
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 2013/08/30
- メディア: ハードカバー
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「星稜高校の一塁側ベンチや室内練習場には、こんな言葉が掲げられていました。心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」松井秀喜 (不動心)
1仕組み
2無意識化・習慣化
3KSFを見つける
4その他
について、精神論ではなく、数字を用いた法則を織り交ぜて説明されています。習慣にを変えたいときにハッと気付かされる内容がです。社会人でも、学生でも、誰でも行動することによりレバレッジが効くので、ライフスタイルが変わっても応用が効きます。
第3章 時間のレバレッジに書かれていること
時間の捉え方、使い方のレバレッジ
「時間の価値を知っている人間こそが事業の成功者たりうるのである。」
藤田田 (勝てば官軍)
「人間が変わる方法は3つしかない。1つは時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目は付き合う人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは決意を新たにする」ことだ。」 大前研一 (時間とムダの科学)
- 作者: 大前研一ほか
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2005/08/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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時間の捉え方としては、
時間がないから成果が上がらないのではなく、時間があるから成果が上がらない。
「大抵の人は収入を増やすには仕事の量か労働時間を増やすしかないという固定観念に囚われているものだ。」
この本にある通り、時間を貯めることはできないが、レバレッジをかけて増やすことはできます。
俯瞰逆算思考
時間のルーチン化
時間の天引き
時間制限
固定費の効率化
これらについてレバレッジをかけるテクニックです。写真、グラフ、時間割表を紹介しています。時間を浪費してしまった経験、時間がない、忙しいといった悩みを吹き飛ばす時間についての捉え方をすることができる内容が
第4章 知識のレバレッジに書かれていること
目的地までの最短ルートを知ることのレバレッジ
「人が生きている限り奪うことができないものがある、それは「知識」である。」
ユダヤ人の教え
「成功した目新しくて興味深いアイデア、そういうアイデアを探すことを習慣としなさい。あなたのアイデアは今あなたが実際に抱えている問題への応用においてオリジナルで独創的であれば良いのです。」トーマス・エジソン
前例に学ぶ
効果的に生かすテクニック
レバレッジミーティング
第5章 人脈のレバレッジに書かれていること
全てが人との関係で成り立っているからこそ大きな成果につなげるためのレバレッジ
「現代は好意や情報を絶え間無く分かち合い、人と人とのつながりを通じてみんなが得をする時代なのだ。」
キース・フェラッジ (一生モノの人脈力)
- 作者: キースフェラッジ,タールラズ,森田由美
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日: 2008/03/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「熱のある場所に自らを持っていくこと」ことである。それはキュ成長している会社かもしれないし、何かの目標に向かって勉強している人たちが集まる学校のようなところかもしれない。熱は伝染するものだから、熱のある場所に行くようにすれば、そこから熱をもらってくることができるようなものだ。
田中和彦(あなたが年収1000万を稼げない理由)
あなたが年収1000万円稼げない理由。―給料氷河期を勝ち残るキャリア・デザイン (幻冬舎新書)
- 作者: 田中和彦
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/01
- メディア: 新書
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コントリビューション
パワフル・コネクション
パーソナルブランディング
マインド伝染
他人の力
人とのコミュニーケーションが 問題の原因であり、解決の糸口のはずです。人から人へレバレッジを利用し合う考え方もとても共感できます。
一言評価として、
うまくいかないとき、悩んだときにはヒントが見つかる本でした。
レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本
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